フレームなPC(10) アルミフレームは、はらはらどきどき。

アルミフレームのPC

ハード的には90%完成した。

が、私としては100%には決してなることは無いだろう。

 

どうあがいても、電源の重さに、

足の部分と上部を結ぶL字金具が耐えられない。

下手にハンドルを持ち上げると、

ゆがんで、ばらばらになりそうだ。

で、応急処置はしてある。

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結束バンドで固定してある。

しかし、ここだけ強くすると、

今度は上部の金具のネジに力がかかる。

フレームの向きをかえるだけでも、はらはら、どきどき。

このままでは、1日だけのテストベンチ止まりだ。

この接合部の強度をあげないとだめだ。

 

というわけで、アルミフレームは・・

一時的に小さくパーツをまとめる手段であって、

ケースと同じではないようだ。

 

接合部をどう強化するのか。

金属半田をバーナーで流しこんでも強度があがりそうもない。

やはり、耐震工事みたいに、柱の継ぎ目に補助板をつける。

これがベストなんだろう。

見た目を無視するなら、結束バンドでしばりあげたら、

バンドごと強力な金属Ok接着剤かグルーガンなどで

固めて接合部の補強にする方法が、

楽そうではある。

 

PCの自作系のお店にいくと、

ここ数年は金属の「まな板」を売っている。

パーツの動作テストなどに使う金属のシャーシーだ。

PCの自作歴は長いのだが、そんな「まな板」は

一度も買ったことが無かった。

紙ガムテープで2つの段ボール箱をうまく貼り合わせると。

段ボールでつくったテストベンチ箱になる。

これで、ずーーーーっとやってきた。

もちろん、静電気には気をつけていたし、

不安なCHIPの時は、

アルミホイルやゴム版と導線を組み合わせてアースしたこともある。

だからなのか、今まで段ボール箱の静電気でパーツが死ぬことは無かった。

 

このアルミフレームは、見た目はいいけど、

強度は、アマ**さまの段ボール箱とかわらない。

というか、それより弱いと思う。

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直立したフレームなので、それなりに便利な点はある。

CPU周りの部品交換は楽そうだ。

そう考えると、

直立したオープンフレームの下の電源収納部分が

大きくがっちりしていた長尾製作所さまの製品には、

そうなる理由がちゃんとあった。

確かに、よく考えてあるんですね。