フレームなPC(5) フレームだからの苦労
仮組した アルミフレームに マザーボードを固定する。
この行程を甘く見てました。
普通は、マザーの4すみを先に固定するけど、
このフレームPCは、フレーム1本ずつ固定していくのが楽。
そして、穴1つ固定するたびに、全部のネジをはずしてマザーを
はずして、細かい調整をしていく必要がある。それでも、
1本目は3つを3回、2本目は、6つを6回、3本目は…。
ネジ6カ所だけで 時間がどんどん過ぎていく。
1本のフレームに3つ、3本全部で9つの穴がある。
まあ、普通のPCケースでも9つ全部しめるわけではない。
実際には5~6カ所締まっていれば、十分に実用になる。
でもね。
アルミフレームの金具部分の固定の精度は、それほど頑丈ではない。
このフレームは、ネジとマザーボードとフレームでお互いを固定しあう。
ちゃんと固定しないと、どこかに余分な力が掛かってしまう。
目で見て30cmの長方形でも、
フレームは、実は0.5ミリずれていたりする。
そこにネジを締めると、ネジの力に負けて、
L金具の90度がずれていく。すると、先の穴がもっとずれる。
フレームをL金具で固定する。
きっちり90度の維持がされ続けるわけがなかった。
やれば、やるほどネジ穴がずれる。
こういうフレームの特性をわかるまでが大変だった。
精度の高い満足のいく固定をするなら、試行錯誤で半日かかるかも。
おそらく、ここにコツがある。
フレームのくせに合わせるのは、とても困難。
マザーにネジ穴だけでなくフレーム全体を合わせて行く必要があった。
こう判断するまでに結構迷った。
こう判断してから60分くらいで8本のネジを締めた。
で、力つきた。
ここ必要ないよね?
使わないような気がする。